「元ひきこもり」 が 「ひきこもり」 について思うこと
最近、「ひきこもり」についてTVなどで放送されています。
マスコミで取り上げられるきっかけとなったのは、
「川崎の事件」や
「元農水省事務次官が長男を殺害したとされる事件」
などだと思います。
つまり、
「ひきこもり」の人達を助けたい・・・というキッカケではなく、
「ひきこもり」という人達は危険人物なのでは?
という疑いの気持ちから、関心が集まっているようです。
「ひきこもり」が、
SOSをどれだけ発しても無視されていたのに、
加害者になると一気に注目が集まるというのは、
本当に皮肉な事だと思います。
その点では、
経済的救済を、
頭を下げて求めるよりもミサイル発射で交渉を進めようとする
北朝鮮と似ているのかもしれません。
結局、自分に注目を集めるには丁重に頭を下げるよりも、
攻撃的になった方が得だとなってしまいます。
やや話がずれましたが、
結果として、
国は就職氷河期世代への就労支援を始めるようになりました。
少しでも「ひきこもり」の人の状況が良くなれば・・・と願うばかりです。
ここからは、「元ひきこもりの僕」の視点となりますが、
ひきこもりの人を家の中から外へ引っ張り出せば良い
という短絡的な考え方は辞めて欲しいです。
「なんかオドオドしてるよね」
「もしかして、ひきこもりだったんじゃねえの?」
「君の事は、みんなが悪く言ってるからね」
・・・
などは僕が実際に言われた言葉です。
ひきこもりから勇気を出して、働いた会社で言われたのです。
人が怖くてひきこもったのですが、再び外に出たら、
やっぱり人の冷たさを感じました。
本当に悲しかったし、また殺意を抱いたのも事実です。
日本国やマスコミ、世間の人達にお願いしたいのは、
「勇気を出して部屋から出てきたひきこもりの人に対して
優しくして欲しい」
という事です。
「コミュニケーションが物凄く下手かもしれないけれど、
それを許して」
「一人でポツーンと休憩してても、それが個性なんだと認めて」
「世間知らずな面が多々あるけれど、ある程度妥協して」
・・・
部屋から会社に出てきた「ひきこもり」は、命懸けで働いているのだと
分かって欲しいです。
「コミュニケーションをちゃんと取れよ」
「一人で休憩なんてダサいな」
「こんな事も知らずによくその年齢まで来れたな」
・・・という思いをぶつけられたら、本当にキツいです。
ひきこもり就労支援というと、
部屋から引っ張り出して会社へ。
就職出来たらめでたし、めでたし・・・という印象があります。
しかし僕としては、
入社初日から会社生活数年後までのフォローの方が重要だと考えます。
特にコミュニケーションや人間関係において。
今日の今、まさにこの時間に部屋でひきこもっている人が、
数年後は自分らしく働き、金を稼ぐ。
本当に凄い事だと思います。
そんな夢のような話があればいいなと思います。

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マスコミで取り上げられるきっかけとなったのは、
「川崎の事件」や
「元農水省事務次官が長男を殺害したとされる事件」
などだと思います。
つまり、
「ひきこもり」の人達を助けたい・・・というキッカケではなく、
「ひきこもり」という人達は危険人物なのでは?
という疑いの気持ちから、関心が集まっているようです。
「ひきこもり」が、
SOSをどれだけ発しても無視されていたのに、
加害者になると一気に注目が集まるというのは、
本当に皮肉な事だと思います。
その点では、
経済的救済を、
頭を下げて求めるよりもミサイル発射で交渉を進めようとする
北朝鮮と似ているのかもしれません。
結局、自分に注目を集めるには丁重に頭を下げるよりも、
攻撃的になった方が得だとなってしまいます。
やや話がずれましたが、
結果として、
国は就職氷河期世代への就労支援を始めるようになりました。
少しでも「ひきこもり」の人の状況が良くなれば・・・と願うばかりです。
ここからは、「元ひきこもりの僕」の視点となりますが、
ひきこもりの人を家の中から外へ引っ張り出せば良い
という短絡的な考え方は辞めて欲しいです。
「なんかオドオドしてるよね」
「もしかして、ひきこもりだったんじゃねえの?」
「君の事は、みんなが悪く言ってるからね」
・・・
などは僕が実際に言われた言葉です。
ひきこもりから勇気を出して、働いた会社で言われたのです。
人が怖くてひきこもったのですが、再び外に出たら、
やっぱり人の冷たさを感じました。
本当に悲しかったし、また殺意を抱いたのも事実です。
日本国やマスコミ、世間の人達にお願いしたいのは、
「勇気を出して部屋から出てきたひきこもりの人に対して
優しくして欲しい」
という事です。
「コミュニケーションが物凄く下手かもしれないけれど、
それを許して」
「一人でポツーンと休憩してても、それが個性なんだと認めて」
「世間知らずな面が多々あるけれど、ある程度妥協して」
・・・
部屋から会社に出てきた「ひきこもり」は、命懸けで働いているのだと
分かって欲しいです。
「コミュニケーションをちゃんと取れよ」
「一人で休憩なんてダサいな」
「こんな事も知らずによくその年齢まで来れたな」
・・・という思いをぶつけられたら、本当にキツいです。
ひきこもり就労支援というと、
部屋から引っ張り出して会社へ。
就職出来たらめでたし、めでたし・・・という印象があります。
しかし僕としては、
入社初日から会社生活数年後までのフォローの方が重要だと考えます。
特にコミュニケーションや人間関係において。
今日の今、まさにこの時間に部屋でひきこもっている人が、
数年後は自分らしく働き、金を稼ぐ。
本当に凄い事だと思います。
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