特集ドラマ 「海底の君へ」 を見て

 先週の土曜日夜、番組表を見ていたら
「海底の君へ」というタイトルが気になり、
何となくチャンネルを合わせ、見始めました。
主演は藤原竜也さんで、内容はイジメを題材にしたものでした。



ある同窓会の会場にて、
1人の男(藤原竜也)が爆弾を自分の体に巻きつけ叫びました。
「みんな僕と一緒に死んでくれ」

これを見て、
「ああ、また頭のいかれたキチガイが
身勝手な理由で無差別に犯罪を犯しているんだな」
とコメンテーターなどは言うだろう・・・と僕は思いました。

しかしこれは、彼(藤原竜也)の復讐だったのです。
思いつきの行動ではなく、
決死の思いで挑んだ、いじめへの戦いだったのです。 

学生時代にずっと虐められ、
それによって将来までズタズタにされた青年の戦いなのです。
海に放り投げられたり、ミミズを無理矢理食べさせられたり、
様々なイジメを受けていたようです。
「僕には彼(藤原竜也)を責める事は出来ない」と思いました。

一般の人には理解出来ないかもしれないけど、
イジメを受けた人は、その時だけでなく、その後の人生を
絶望の中で生きます。 この番組タイトルの通り、
海底に1人で置き去りにされたような人生です。
とてつもなく辛い人生です。
それを知って欲しいと本当に思います。


中学卒業から15年が経過し、
学生時代にイジメた側のリーダー(忍成修吾)は、
弁護士として社会で活躍していました。
一方で、虐められた青年(藤原竜也)は、
職を転々とするフリーター⇔無職でした。
その二人のやりとりの場面があり、
妙にリアルに感じたので、
書いておきます。

藤原:「僕はどうして君たちにあんな事されたんだろう?」
    「いじめの原因は何だったの?」
忍成:「いじめ?何の話だよ?」
藤原:「覚えてないの?」
忍成:「あんなのもう笑い話だろ。15年前か?ん?」
    「子供ってああいう事すんじゃん」
藤原:「僕は忘れられなかった」
忍成:「何?お前、ゆすりに来たのか?」
    「そういうことなら、それなりに対処させてもらうぞ」
藤原:「いや、僕はただ、いじめの原因が知りたかったんだ・・・」
忍成:「お前、これ以上いじめとか言ってっと冗談じゃ済まねえぞ」
    「なあ、もう忘れようぜ」
    「前向いて行こうよ。未来志向。な。」
    とポンと肩を叩いて去って行った。


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こんばんは。

イジメられた人の心の痛みに
社会全体が少しずつ関心を示すようになってきていると私は推察しています。
心の問題も経済も同じ位の重みだと認識しています。
公害防止に務める私は、水俣病の認定が何十年もかかっていることに腹立たしさをおぼえます。国は企業に対して甘いというのが私の認識です。
脱線してしまいました。

こんばんわ、ベージュさん。

 イジメられた人の気持ちってなかなか理解されませんね。
ただベージュさんが言われたように、
以前よりは社会が感心を持つようになって来たと思います。

 昔は、
「我が校に、イジメは確認出来ませんでした」
という発言しか無かったですが、
今はある程度はイジメを認識するようになって来ました。

 心の問題も経済も同じ位の重みだという思いは、僕もそうだと思います。

 公害は大きな問題ですね。
特に被害者にとっては人生を狂わせる大きな悪因となりますね。
国が企業に対して甘いと思います。
それにより辛い思いをする人がいるのも事実ですね。

No title

海底の君へは、次からはTBSで「日曜劇場海底の君へ」というタイトルで連続ドラマとして放送するそうですが、TBSの日曜劇場での海底の君へはリメイク版のため、納得が行かない点があります。社長役が麿赤兒さんではなく、中丸新将さんになっていることと、更に連続ドラマとして放送のため、スタッフには天国に一番近い男・アルジャーノンに花束を(2015年にTBSの金曜ドラマで放送されたほうの作品)・仰げば尊し(TBSの日曜劇場で放送された作品)のスタッフが抜擢されていることと、藤原竜也さんに少年時代、成海璃子さんに少女時代が設定されており、藤原竜也さんの少年時代を菊池風磨さんが、成海璃子さんの少女時代を黒崎レイナさんが演じるためです(藤原竜也さん、成海璃子さん、水崎綾女さんはTBSリメイク版もそのまま続投)。TBSで海底の君へを放送する場合、麿赤兒さんでは年を取りすぎてしまったとかでそぐわないことと、その作品内容に応じたスタッフを抜擢する必要があるためです。

はじめまして、鎌倉霊園正門前太刀洗さん。
コメントありがとうございます。

 
 『海底の君へ』は良いドラマでしたね。
イジメ問題、もしくはイジメ後遺症について、
リアルに感じられたドラマでした。

 他者から酷い仕打ちを長期間に渡って
受けてしまうと、そのトラウマを跳ね除けるのは
困難になってしまいますね。
 逆に、他者を虐めた側の人間は、
支配力やリーダー力を高め、社会の中で活躍します。
理不尽な事ですね。
僕はこのような事が許せないのです。

 『海底の君へ』は連続ドラマになるのでしょうか?
それは楽しみですね。
 
 鎌倉霊園正門前太刀洗さんは、
どんな所に感銘を受けましたか?

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